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事例紹介

— 貨物情報管理システム(パッケージ)

Before
  • 異なるフォーマットの書類を処理する必要がある為、貨物コードの照合を目視で、管理を手作業で行なっており、スタッフの作業コストが増大していた
  • 人為的ミスが起きた場合のリスクが高い状況が続いていた
After
  • 異なるフォーマットの書類をOCR認識ツールで読み取り、共通フォーマットで出力可能にし、基幹システムと自動で連携可能に
  • 異なるフォーマットの書類をOCR認識ツールで読み取り、共通フォーマットで出力可能にし、基幹システムと自動で連携可能に
  • 人為的ミスをゼロにし作業コストを減少、高効率な業務フローを実現

背景・課題

国内外に向けてCFS(Container Freight Station)の物待・搬入・搬出をする貨物管理業務においては、クライアント各社から送付されてきた貨物情報を確認し、該当する行先へ正確に振り分ける必要があります。しかし、貨物情報にはクライアントによって多種多様なフォーマットが存在するため共通化・IT化が難しいと言われており、目視や手作業で行なわれる管理作業のコスト増大、またミス発生時のリスクについても不安のある状況が続いていました。そのため、現場からは業務効率化とミス削減のためのソリューションが求められていました。

リサーチ・提案・設計

貨物管理業務の現場に密着し現状の業務フローや課題を直接確認。要件定義を行いました。
その結果、
●物待・集荷・搬入時
OCR認識を活用したマルチリーダで貨物情報を読み取りサーバに登録、共通フォーマットで指示書を出力。現場では目視作業の代わりにバーコードの照合での貨物の集荷・搬入
●入庫処理時
作成したアプリで入力しサーバに情報を登録。AI画像認識によるケースマークの記録や、ダメージの写真撮影と共有と言った機能も搭載。CFSの事務所では従来の情報入力の代わりに、RPAやFTP等で現場のアプリから登録した貨物情報を基幹システムに連携
●搬出時
本システムは基幹システムから入力した搬出指示情報を自動的に抽出し、現場の端末に配信

上記のような独自の貨物情報管理システムを提案・設計・構築しました。

システム導入後

複数の領域のスタッフが本システムを通して情報を迅速に連携し、・ペーパーレスでの業務が行えるようになったことで、作業コストの減少、高効率な業務フローを実現することができました。現場スタッフの方々からは正確さを求められる業務において、疲労やプレッシャーを大幅に減らすことができたと評価をいただいております。

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